• 2023年度末までのインパクト

    Accumulated Impact

    5万人

    早期支援の受益者数目標

    (2027年度)

    412人

    災害時に職を失った方の再起のための雇用を行った数(累計)

    72%

    災害時に提供した雇用機会を受け、半年以内に就業する率

    論文掲載数累計

     

    19名(+12)

    奨学金提供者数

    (累計)

    6.05億円(+2.66)

    休眠預金の取扱額累計(採択額ベース)

    30団体

    資金提供先団体数

    (延べ団体数)

    9.0点

    資金提供先団体による財団の評価(NPSによる十段階評価

    20名(+14)

    基金寄託者数

     

    1.02億円(+0.38)

    基金規模

    (評価額ベース)

    2935万円(-176

    基金による助成予定額(内部留保+期待収益)

  • 2023年度の主な取り組み

    Highlight

    2023年度は、コロナ禍の支援から平時の支援への切り替えを行った年でした。日本において慢性的な課題となっていた母子の早期支援の問題をICTベースでの解決を目論み、障害児の支援や母親の健康の問題、ひいては、公教育における予防的介入の可能性にまで支援の裾野を広げた取り組みを行っています。

     

    また、ICT×早期支援の枠組みを拡充していくために新たに早期支援を目的とした基金を立ち上げ、10万円単位での寄託を募ることとしました。またこの取り組みは、休眠預金等活用事業イノベーション支援枠に採択されています。

    また、コロナ禍の支援の結果も出揃い、成果の定量的な検証や因果体制も整ってきました。その結果、いくつかの論文にも掲載され、財団の新たな役割を確認しています。

  • 基金規模と推移

    Amout of Our Trust (NAV)

    2023年度はリタワークス社との基金設立に加え、10万円単位で寄託可能な基金を設立したことから、基金の規模が積み上がっています。資産の運用は安定した成績が続いています。

  • 資金提供規模の推移

    Amount of Grant Making

    コロナ禍の支援の卒業に伴い2023年度の助成額は減少しています。2024年度には少なくとも1.34億円の助成の提供を見込んでおり、成長期の事業型NPOやソーシャルビジネスへの資金提供を続けていきます。

  • 財団収益と費用の推移

    Profit and Loss of REEP Foundation

    最小規模の財団運営に加え、事業規模に応じた変動費の活用によって柔軟な運営を実現でき、わずかながらも、内部留保を蓄積しつつあります。

  • 財団資産の推移

    Balance Sheet of REEP Foundation

    使途の定められた指定正味財産は主に休眠預金等活用事業でお預かりしたコロナ禍での支援に充当され、緊急支援からの卒業と共に残高が縮小しています。一方で、平時の支援の財源や使途の定められていない一般正味財産は増加傾向にあり、平時の支援モデルへの転換を果たしつつあります。