• 高校生が高校生を評価する奨学金

    Peer Review Based Scholarship Fund for Disadvantaged Youth

    これまでの給付型の奨学金の競争倍率は約10倍と言われており、それゆえに、応募する奨学生候補には、自身が奨学金を獲得するにふさわしいという肯定感を要求してきました。結果として、多くの奨学金は能力が高く、相対的に恵まれている子どもたちに給付が集中する傾向を抱えています。

    それに対して、REEP財団が提供する奨学金は教育関係のNPOと協働し、少額の奨学金を提供するだけではなく、給付型の奨学金に挑戦するための能力を獲得するプログラムを提供しています。その結果として、経済的困難をむしろバネとして、奨学生自身が自ら進路を切り拓いていくことを期待しています。

  • 複合的な困難を持つ母子の早期支援を全人口へ

    Early Intervention Fund for handicapped children and mothers

    これまでの福祉的な支援の多くは、問題が悪化してからの対処となることが多く、ほぼすべての支援者は問題を早くに解決することができればという願いを抱えていました。適切な支援に早期にアクセスすることができれば、多くの問題を未然に防ぐことができるだけではなく、その後の健全な発達、また良き人生の支えをつくることができるからです。

    その一方で、支援の資源は資金の量や人材の質に大きく依存しており、これまでの早期支援は現場のごくわずかな専門家の鋭意に委ねられていました。それに対して、REEP財団は、ICTを活用した早期支援に資金を提供し、誰もが早期に診断を受け、早期に治療を受け、社会的自立への希望を手にしながら、人生を歩むことができる環境を目指しています。

  • 巨大災害における被災者の再起の支援

    Cash For Work for unemployed and affected area

    REEP財団は巨大災害における現地の被災者自身による現地の問題解決を支援します。 災害を通じて、失業した方々をいち早く雇用し、復興課題の解決を促進する再起雇用に資金を提供しています。